日常業務の中で、効果が高く、一般的な節税について、列挙してみました。
簡潔な記載にとどめております。
実行する場合には、あらゆる角度からの検討等を行うことを、お薦めします。

個人事業では事業主である自分に給与を支払うことはで
きません。
しかし法人においては、役員や従業員にも給与が支払え
ます。給与所得控除という経費を、使うことができ、節
税となります。

個人事業の場合、家族従業員への給与支払が認められるの
は、専従者で、かつ届け出た場合になります。法人の場合
は、貢献度に応じて支給でき、届出は不要になります。
役員であれば非常勤でも支給できます。このような所得
の分配は、税率を平準化でき、節税となります。

<社宅の取得>
法人名義で住宅を取得し、それを役員や従業員へ相当な賃
料で貸すことができます。これにより、住宅の減価償却費
・固定資産税・都市計画税・不動産取得税・登録免許税・
印紙代・仲介料・借入金の利息など、個人で認められない
経費を法人で計上できます。
<借上げ社宅>
社宅として会社が、住宅を借上げて役員や従業員へ貸すこ
とができます。概ね、家賃の50%が法人の経費として計上
できます(※例外あり。)。
個人が給与所得者である場合、実際かかった経費はほとん
ど認められていません。
社宅扱いとすることにより、本来個人が負担すべきものを
法人の経費として計上でき、節税となります。

旅費規程を作成し、出張の目的・期間・相手先・役職など
を区分し、2つの基準を満たしたものを、盛り込んでおき
ます。
◎職階級の別に格差を設ける。
◎国内出張、海外出張の別により金額を設定する。
旅費規程を整備することにより、出張にはすべての役員・従
業員に対して日当を出すことができます。日当は、個人に対
して、非課税であり、会社にとっては、消費税の節税にもな
ります。
※日当の金額の妥当性に注意!
(@)社内の役員、従業員の間で適正なバランスを保っていること。
(A)同規模・同業他社と比較して相当であること。

個人事業の場合、事業主や事業専従者に、退職金を支給す
ることはできません。しかし、法人においては、適正な額の
範囲であれば、支給できます。
退職金は会社において経費となり、また受取った個人におい
ては、退職所得は他の所得と比べて優遇されているため、節
税となります。
退職金は、払っても会社の節税、もらっても個人の節税
です。

個人が、生命保険に加入した場合、5万円を限度とした控
除です。
法人になると、商品によっては、全額もしくは半分を経費
に計上でき節税となります。
これは、税金分の割引きで、保険をかけられるメリットが
あるのと、法人税率が下がっている傾向があるため、保
険に加入して、利益を繰り延べることにメリットがありま
す。
また臨時的な支出に備えて、保険商品で、資金をプールし
ておくというメリットもあります。
もちろん、満期時や解約時の計画だてが必要となりますし、
翌年以降、業績が大きく傾いた場合などは、会社にとって
は、資金ショートするリスクがあります。

法人名義のクレジットカードを使用することにより、小口
の現金取引などの現金管理がなくなり、また経費の計上漏
れがなくなります。クレジットカードは、預金口座からの
引落し、送付される明細内容などにより、確認できます。
さらには、引落しが翌月になりますが、経費としての計上
は、クレジットカードを使用した月になりますので、資金
繰りにも良い影響を及ぼします。ただ、計画的な利用と、
クレジットカードの厳格な管理が、重要となってきます。
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