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税理士コラム

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税理士 大沢育郎の視点

 大沢税理士事務所 所長 大沢 育郎(おおさわ いくろう)が、税理士の視点から様々な内容についてコラムを更新します。

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ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦

2015年07月16日 更新

楽天は、個人的に関心が高いです。
ふだん利用するネット通販のうち、楽天の活用度合いは決して低くありません。
また、楽天市場に出店している顧問先が数店あり、その中には、
売上で上位に入るシェアを持っている会社もあります。

さらには、楽天がTBS買収問題で世間を賑わせた時、楽天の株主総会が
大荒れになる、との予測から、権利確定直前に楽天の株式を取得し、
株主総会に出席した記憶があります。

その時は箝口令が敷かれ、マスコミ関係者シャットアウトで、
物々しい雰囲気で株主総会は始まりましましたが、株主からの
辛口な質問が出た程度で、特に混乱する様子もなく、
アッサリと終わり、肩透かしを食らったことを覚えています。

もう一つ言うならば、私が初めてTV出演し、共演させていただいたスターが、
川平慈英氏であり、彼は、現在、楽天カードマンの戦隊キャラで、
お茶の間のハートを鷲掴みしつつあるのは周知のとおりです。

ファイル 132-1.jpg












戦後の名経営者ベスト3が、松下幸之助、本田宗一郎、井深大、
だとするならば、その後の名経営者ベスト3は、
孫正義、柳井正、そして三木谷浩史であることは、異論のないところです。

その三木谷浩史擁する楽天がどのような軌跡を辿ったのか?
日経新聞の記者が綴った手記が、本書です。


ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦
大西 康之 (著)

ファースト・ペンギンとは、ペンギンの習性を表した例えで、
ペンギンは、集団行動のなか、なかなか行動を起こさない、
特に警戒心の強い動物に数えられますが、しかし、その中でも、
いの 一番に行動するペンギンが必ずいて、先行利益を得、
そして、その後、残りのペンギンが、いっせいに続きます。

楽天の三木谷浩史氏を、このファーストペンギンのように、
常に時代に先駆けて行動し、成功を得てきた、ということを表現しています。

提灯記事のような記述がところどころあり、そして、楽天は、まだ
発展途上の会社であって、現時点では評価しきれないところがあるのは否めません。

しかし、マスコミを通じて知られてきた楽天や三木谷浩史像とは、
一味違う側面をこの本は提供しています。

三木谷氏は、一橋大から興銀(現・みずほ銀行)に入行し、
その後、ハーバードへ行費で留学してMBAを取得。

興銀とは、日本興業銀行のことを指し、一昔前のブランド企業の象徴で、
名門大学の中でも、特別意識の高い優秀な学生が集まる、
難関企業の最たる先と言われていました(※)

※参考文献:
ビジネスエリートへのキャリア戦略
(著)渡辺秀和

学生やサラリーマン時代の経歴を見ると、エリートコース一直線
に見えますが、決してそうではありません。

三木谷浩史氏は三人兄弟の末っ子で、姉は医者、兄は東大、しかし
自分は私立の中学を中途退学し、高校卒業後は、当初、料理好きなため、
料理の専門学校に行くことを真剣に考えていました。

しかし、あるキッカケで、一橋大学に行きたい!と覚醒し、一浪ののち、合格。
なぜ、大学受験すら真剣に考えていなかった彼が、急に目覚め、
猛勉強のスイッチが入ったのか?本書で明らかにしています。

そして、高校・大学と、テニスに打ち込み、その打ち込み方が、
尋常じゃない力の入れようだったため、「一橋大テニス部の三木谷
と言えば、知らない者はいないほど、大学はおろか、東大などの他大学、
そして、各企業の採用担当などにも有名でした。

興銀などの役員や上層部にテニス愛好家が多数おり、テニスを通じて
可愛がられるようになった経緯もあります。

三木谷氏が起業したキッカケは、1995年に起きた、阪神淡路大震災
というのは有名ですが、起業家マインドや起業へのネットワークを
急速に広げていったのは、ハーバード留学でした。

自分が留学し、英語を通して世界が広がった経験から、社員にも
世界観を広げて欲しいと社内での英語公用語化を進めました。

個人で当初、買収したJリーグのヴィッセル神戸のユニフォームを
白黒の縦縞から、クリムゾンレッドに変え、プロ野球の
楽天ゴールデンイーグルスのユニフォームと球団カラーも
クリムゾンレッドとし、ヴィッセル神戸の出資会社名を
クリムゾンレッドフットボールクラブとしているのはすべて、
留学したハーバード大学のスクールカラーが、クリムゾンレッド
だったことに起因します。

三木谷氏は、現在の日本の経営者の中で最も外国人経営者との
パイプを持つ人物と言われ、M&Aなどの情報やIT起業家との交流を、
シリコンバレーに居を構えることで実現しています。

本書を読んで、楽天の強みの1つとして面白かったのは、M&Aの記述です。
三木谷氏の頭の中では常に、かつてのシリコンバレーを代表する
ハイテク産業、サンマイクロシステムズの失敗があります。

サンマイクロシステムズのスコットマクノリーは、技術志向が強く、
事業の拡大志向が薄かったため、やがて埋没し、そしてオラクルに買収されます。
その事例が常に頭にあり、M&Aを伴う事業拡大に強い意識があります。

通常は買収には、投資銀行を使いますが、楽天の経営陣は興銀時代の仲間も多く、
ファイナンスに強く、三木谷氏自身も興銀時代は、M&Aの仲介を
本業としていたため、自前でM&Aを進められることが、
他社にはない強みとなっています。

本書を読んで、楽天の弱みの1つとして面白かったのは、
楽天の三木谷氏には、名参謀がいない、という記述です

本田宗一郎には藤沢武夫、松下幸之助には高橋荒太郎、
豊田英二には石田退三、と名経営者には名参謀がいました。

しかし、三木谷氏の側で活躍した人の多くは、三木谷氏の元を去っています。
この本では、参謀は三木谷氏の父親で経済学者であった、
故・三木谷良一氏であったとしていますが、楽天ゴールデンイーグルスが
日本一になり、楽天優勝セールの二重価格問題の渦中に、亡くなっています。

日本経済新聞の私の履歴書より、時代がリンクしているため
読みやすく、1日半で読みえ終えました。

最後に特に印象に残った3つの文章を記します。

#1
力のある人間は起業する。
起業する力のない人間が大企業での出世を目指す。
できあがった組織のなかで出世する人間より、
ゼロから価値を生み出す人間のほうが尊敬される。

#2
「成功のためこの5つのコンセプト」
常に改善、常に前進
Professionalismの徹底
仮説→実行→検証→仕組化
顧客満足の最大化
スピード!!スピード!!スピード!!

#3
「Get things done (やり切れ)

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