
|

大沢税理士事務所
所長 大沢 育郎
1974年6月23日生
詳しい事務所概要は、こちら
|
■ 個人にかかる5つの税金
■ 会社をつくるメリット
■ 会社をつくるデメリット
■ 会社設立費用について
■ LLP・LLCについて
|
|

2005年より、日本版LLP、そして日本版LLCが誕生しました。
LLPとは、Limited Liability Partnershipの略で、有限責任事業組合
となります。
LLCとは、Limited Liability Companyの略で、合同会社となります。
従来の株式会社や合資会社、合名会社や任意組合と、どのような違いが
あるのでしょうか?
主な要素として、3つあげられます。

参加メンバーの合意が得られれば、組織運営や利益配分について、出
資した比率と関係なく、自由に決めることができることをいいます。

出資した金額以上のリスクを負わないことをいいます。その反対を、
無限責任といいます。

LLP自体に、法人税は課税されません。出資者であり、参加者である、メ
バーにそれぞれ、所得税が課税されることをいいます。
|
株式会社 |
合資会社 |
合名会社 |
LLP(有限責任事業組合) |
LLC(合同会社) |
任意組合 |
| 内部自治 |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 有限責任 |
○ |
△ |
× |
○ |
○ |
× |
| パススルー課税 |
× |
× |
× |
○ |
× |
○ |
企業の重要な要素は、ヒト・モノ・カネであると言われます。
LLPとLLCは、モノではなくヒトに主眼を置いた組織形態になります。
・LLPは、設立時に解散時期を明記しなければなりません。
・LLCは、その必要はなく、また株式会社などへの改組も可能です。
・LLPは、所得税だけが、課税されるます。(パススルー課税)
・LLCには法人税が、課税されます。配当に対して所得税が課税されます。
・LLPには法人格がないため、契約主体は、個人になります。
・LLCには法人格が認められるため、契約主体は法人になります。
LLPとLLCの税金面での比較
LLPは、パススルー課税が適用可能なため、LLCや株式会社よりも税金面で有利
であるように見えます。しかし、実際はそうとも限りません。
LLPのパススルー課税は、すべて個人への所得税一本での課税を意味します。
所得税は、住民税とあわせて、最高税率が50%であり、法人税は、最高でも40%と
なります。
また、パススルーされた所得は、事業所得となり、そのまま税金が課税されます。
一方、法人からの給与として得た所得や、配当として得た所得は、それぞれ給与
所得控除や配当控除などの控除が、認められます。
LLPにおいて、赤字が出た場合の損益通算ですが、出資額を限度としたものしか
認められません。
LLPやLLCの設立は、節税上、有利・不利とは言い切れません。状況により異なり
ますので、様々な角度からの事前計算をお薦めいたします。
今までの組織形態である、株式会社や合名会社、合資会社等の良い点などを取
り入れたもの、と言えます。



|